まだ進路に悩んでいる途中だけど…
その先にどういう仕事があるかも分からなくて。
進路って一世一代の決断だからこそ、迷いますよね。
今回はそんな悩みに少しでも寄り添うべく、この記事を書きます。
あくまで私が経験してきた主観なので、参考にしながら自分自身で考えて決断してくださいね。
専門に行くべき?大学に行くべき?

▶︎自身の技術(手に職)を身に付けたいなら….
この場合は迷わず専門学校になりますね。
アクセサリー関係で言うと〈 職人 〉〈ジュエリーデザイナー〉の職につきたい。ガッツリ自分の手を動かして物を作りたい!人は専門に行くべきだと思います。
職人は言わずもがな “技術” が必要ですし、作り方を学ぶのには最適です。
また、”アクセサリー” ではなく ”ジュエリー” 関係で働きたい人も専門学校を選ぶべきです。アクセサリーは正直そんなに細かい絵型は必要としませんが、ジュエリーをデザインするのであれば、絵のクオリティや細かい表現が必要になってきます。なのでジュエリーの専門学校を選びましょう。
こんにちは。最近Creemaやminneを見ていると、「アクセサリー」「ジュエリー」と名乗り方が違う作家さんが沢山いますよね。 見た目がキラキラしていてジュエリーっぽい物はたくさんあるけど、具体的な違いって何だろう?[…]
▶︎デザイナーなどその他、まだ迷っている人は…
う〜ん…まだどういう職に就きたいか明確じゃないし、職人ってのも違うような…。
と思っているあなたは、現段階では大学or専門学校、どちらでも大丈夫。
職種で言うと〈企画デザイナー〉〈ブランドデザイナー〉〈作家さん〉など色々な分かれ道がありますが、未経験でも入れます。(私も企画デザイナーとしては未経験で入社しました。)
技術というよりは知識やディレクション能力が必要になってきますが、働いているうちに身につきます。
ただIllustratorのスキルはあった方がいいですね。
とは言え大学に行きながら独学で思えれば良いので、そんなに現段階では気にしなくても良いかなと思います。
では、もう少し選びやすいように、もう少し深掘りしたいと思います☺︎
まだどちらを選んでも大丈夫!ってことなのね。
専門学校を選ぶ、メリット
実際、私は専門学校へ進学しました。「雑貨プロダクト」というジャンルです。
とにかくモノづくりには興味あるんだよなぁっていう方にはプロダクト系の専門学校もオススメかなと思います。
色んなプロダクトが学べる
実際 “アクセサリー” を重点的に教える学校って少ないかと思いますが、デザイン系の専門学校に行くと、色んな物を作る機会があります。私の学校では「照明」「シルバーアクセサリー」「店舗デザイン」etc… お題を出され、何だかやたら色々制作していましたね。
(当時の私はそのスタイルが嫌だったりもしたのですが…それはまたの機会に書きますね。笑)
アクセサリー関係の仕事を!とは思ってるあなたも、まだ自分の才能や素質がどこに隠れているか分かりません。色々作る中で ”本当に作りたいジャンル” が見えてきたり、色んな素材に触れることで知識も増えます。
アクセサリーを作る際にも、素材や色んな製作経験があるだけで、後々アイディアの元になったりします。
PCを使ったデザインも学べる。
上にも書きましたが、Illustratorは使えた方が良いですね。
アクセサリー・プロダクト系の学科の中にはデジタルの授業もあります。基本技術としてIllustrator・Photoshopは学べるので、後々役に立つと思います。
実際に私は、専門学校卒業後、アクセサリー作家として数年活動していました。
その時に、自分の名刺やDM作りに経験が活かせましたし、企画デザイナーとして働いていた時も、今でもIllustratorは必須スキルです。
卒業後もデザインの仕事がしたいと決めてる人は専門学校がいいですね。
大学を選ぶ、メリット
専門へ進んだ私でしたが、実際「大学に行ってみたかったなぁ〜!」という思いも多分にあります。笑 今私が思う大学のメリットを、書きました。
モノづくりに限らず、まだ色々と勉強したい!という人
モノづくりだけじゃなく、まだまだ幅広く知りたい・身に付けたいと言う人は大学に行く方が良いかと思います。
結局、専門学校に行くということは、将来就く職業も同じジャンルになってくると思うので、「好きかと聞かれればモノづくり好きなんだけど…。まだ他の選択肢も考えたい気がする…」と感じるのであれば尚更です。
17、18歳でやりたい事を見つけろと言われても、難しい気持ちは分かります。
これから色々経験する中でやりたい事なんて変わって行くので、あまり悩むようなら大学進学はBestかなと思います。
何より専門学校に進んだ身としては、サークルやキャンパスライフ、今でも憧れます…!笑。悩みまくって専門学校に進むと、あ〜あ大学を選べば良かったぁなんて思う日が来るかもしれません。
大学でもアクセサリーなら職に出来ますよ。
え、アクセサリー関係の仕事がしたくてこの記事読んでるんだけど…。と思われてそうですね。笑
大学も選択肢に入れる理由として、 “アクセサリー” は大学に行っても職業として今後就職することは可能です。主な就職先としてアクセサリーメーカーがありますが、私の知っている中でも大学出身の子も結構います。
ですが何かしらポートフォリオは必要になってくるので、在学中にアクセサリーに触れておく必要はありますね。例えば在学中に作家活動をスタートする、モノづくり系のサークルに入る、アクセサリーショップでバイトする、など「こういう事してました!」というアピール要素は必須です。
あとはIllustratorは習得しておきましょう。
複雑なスキルは使わないので、独学でも十分だと思います。
今決めないとアクセサリーの職に就けない、という事は無いので大丈夫!

少しでも参考になれば嬉しいです。
アクセサリー業界は未経験でも入れるチャンスはありますし、絶対にアクセサリーの勉強をしておかないと就職できないという事もありません。
学生時代というのは貴重な時間です。
あまり難しく考えず、今の自分の素直な気持ちに従って、進路を決めてくださいね!