無職・フリーターから、アクセサリーデザイナーになった話①【デザイナー日記】

無職フリーターからアクセサリーデザイナーになった話1

こんにちは!

たまには自分のことも書いてみようと思い、今回はこのテーマにしました。
(一気には書けないので適当に、シリーズにする予定です。)

ただのイチ人間の進路話ですが、「こういう人もいるんだ〜」程度で読んでいただけるとありがたいなぁと思います。アクセサリーやデザイン関係の仕事に就きたいなと思っている方には、多少なりとも参考にできるのではないでしょうか?(模範的な進路では無いですが…)

デザイナーさんそれぞれに色んな経験があると思いますが、
わたしの場合を記しておきたいなと思います。

まえがき

私は、学生の時から「アクセサリーの仕事がしたい!」と目指していたタイプではありません。どちらかと言えば、気づいたらアクセデザイナーになっていたタイプ。
タイミングだったのだと思います。

もちろん自分が選択したから今があるのですが、飲食業をしている可能性もあったし、パティシエになっている可能性もありました。(あとスポーツ系もやりたかったし、動物系もやりたかった!優柔不断でこれといった志も特になかったので、高校の進路相談でも決めるのを超先延ばしにしてました…)


雑貨デザインの専門学校への進学。

元々モノづくりが好きで、大学に行くつもりも無かった私は、迷わず専門学校に進学しました。
選んだのはデザイン系で、「雑貨デザイン専攻」という学科です。

元々は3つのジャンルから悩んでいて、
1つ目がお菓子作りの製菓学校。
2つ目がスポーツ系の専門学校。
そして3つ目がものづくり系の専門学校。

要するに、特にコレと言って “強い思い” はなかったんですよね。
ただ進路に迫られて、自分が本当にしたい事は何だろう?と悩み、とりあえず今考えつく得意なこと、好きなことをやろうと思ったんです。(高校生の時点で未来を決めろなんて、今になっても難しい話だよなぁ…と思っています)

当時、自分の得意科目が、体育・美術・図工でした。(バカっぽい笑)
その他お菓子作りは昔から何となく好きで、たまに家で作っていたので思いついた選択肢です。

ちなみに勉強は特に好きでもなかったので、大学に行くという選択肢は少しも考えませんでした。(今となっては大学を選んでも楽しそうだったなと思います。)



2年制の専門学校、あっという間に卒業間近に。

専門学校では「モノづくり」学科らしく、いろいろな物を制作しました。雑貨デザインだったので、照明や内装デザイン(模型作り)だったり、樹脂雑貨など、ジャンルに捉われない制作課題がたくさんありました。

デッサンもしましたし、Macを使ったチラシやパッケージ制作もありました。
(これは今となってはありがたかったなと思います!)

美術学校のような感じでしたが、基本的には出されたお題に対して自由に制作。分からない事は先生にアドバイスを貰うというスタイルでした。当時在学中の私はというと「分からない事だけ知るんじゃなくて、もっと技術的な事を基礎から教えて欲しい…!」と思っていました。
“モノづくりしてるだけじゃ図工と同じでは?” と。( 雑貨デザイン学科を選んだのは自分なのに。。笑 )

今思うと、もし高校生の時にもっとビジョンが明確だったら、もっと職人性が高い学校に進学してただろうなと思いますし、たとえ当時の専門学校に行ったとしても、作りたいものに対してもっと積極的に制作して質問して、知識として身につけていけたのではないかなと。

そんなこんなで、在学中もどこかモヤモヤしていて、2年生になって卒業制作も考えなきゃいけない時期に差し掛かっていたのに、あまり学校にも通わなくなってしまいました。



…②へ続く。